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加 茂 神 社
大阪府寝屋川市泰町
祭神--賀茂別雷神
                                                    2020.01.06参詣

 京阪電鉄・寝屋川市駅の東約1.3km、駅北を東西に走る道路を東へ、国道170号線(外環状線)を越えて少しいった北側、道路に沿って残る低い丘の上に鎮座する。東隣りに「秦町公民館」がある。

※由緒
 境内入口に立つ〆鳥居の右(道路脇)に『加茂神社』との石標が立つだけで、境内に案内なく、且つ当社に関する資料も皆無のため、創建由緒・年代等は不明。

※祭神
  賀茂別雷神(カモワケイカヅチ)

 賀茂別雷神とは、京都北区上賀茂に鎮座する賀茂別雷神社(上賀茂神社)の祭神で、山城国風土記(逸文)によれば
 ・賀茂の建角身命(タケツノミ)の子・玉依比売(タマヨリヒメ)が石川の瀬見の小川で川遊びをしていたとき、上流から丹塗矢(ニヌリヤ)が流れ来たので、それを持ち帰って寝床の近くに置いておいたところ懐妊し、誕生したのが別雷神との伝承があり、比売の兄・玉依比古の子孫である賀茂県主一族がこれを奉斎したという(別稿・賀茂別雷神社参照)

 当社が賀茂別雷神を祀ることからみると、古代の豪族・賀茂氏が関係するかと思われるが、当地と賀茂氏との接点はない。
 ただ、当地(泰町・太秦町)一帯には、賀茂氏と協力関係にあった秦氏が居たことから、その縁で別雷神が祀られたのかもしれないが、資料なく詳細不明。

※社殿等
 道路に直行するように〆鳥居が立ち、叢林に覆われた境内右奥(東側)の頂きに小さな祠が鎮座する。


加茂神社・〆鳥居(西より) 
 
同・社叢(東より)

 小祠は、加茂神社との扁額が掛かった一間社流造・瓦葺きで、中には古びた一間社流造の社殿(古くなっている)が鎮座している。
 小祠前の石灯篭に「文化六巳巳(1809・江戸後期)正月吉日」と刻してあるから、江戸時代にあったのは確かだろうが、その創建年次が何時頃まで遡及できるのか、その規模等は不明。


同・境内 
 
同・小祠
 
同・社殿

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